筋肉、筋膜を治療対象としているセラピストの方、過去に当勉強会(旧名称:手技療法研究会)のセミナーを受講されて、再度MT-MPSやAT-MPSを学びたい先生方、MT-MPS治効理論に基づいた自己健康管理法を学びたい先生方へお知らせです。
①~④の各勉強会をパーソナルで開講しています。それぞれの要項は下記をご確認ください。
お申込み、質問はメールにてお願いします。DVD視聴受講は小林鍼療院(堺市中百舌鳥)での受講となります。お問い合わせください。 〈開講日は末尾にあります〉

youtubeについては右記の『YouTube受講案内』をご覧ください。

 

①木製器具を使った自己健康管理練習会(約60分)

当勉強会受講生3000円 ビジター5000円

木製器具の使い方、ストレッチなどは各個人の身体の柔軟性、体格などによりかなりの差異が出ます。効率の良い使い方をアドバイスします。
持ち物:器具、テキスト、動きやすい服装、フェースタオル

 

②MT‐MPS 実技勉強会(120分~150分)

2020年~2022年の当勉強会受講生 10000円、 ビジター20000円(関連内容の講義を事前にyoutube配信します)
持ち物:実技テキスト、動きやすい服装、フェイスタオル

③ATMPS 実技勉強会(120分~150分)

2020年~2022年の当勉強会受講生 10000円、 ビジター20000円(関連内容の講義を事前にyoutube配信します)
持ち物:鍼道具一式、実技テキスト、動きやすい服装、フェイスタオル

 

④DVD視聴受講

『鍼治療(並びに徒手療法)による“胸腹部内臓機能異常改善効果”についての“体性―内臓反射視点”からの考察』                                                                       臨床において、筋骨格領域の疼痛症候を主訴とする症例においても、単にその症候だけにとどまらず腹痛や便秘、下痢などの胃腸機能異常、気管支や肺などの呼吸器の機能異常、身体のむくみにみられる腎機能の異常など諸々の胸腹部内臓器の異常症候が同時にみられる場合が非常に多い印象があります。                             これらの症例に対し、筋を主な治療対象とした鍼治療並びに徒手療法を施行することにより、主訴としていた筋骨格系領域の疼痛症候の改善と共に、同時に並存していたこれらの胸腹部内臓の機能異常も改善、あるいは消失することも多々認められます。この一連の臨床像について生理学における体性—内臓反射の視点から考察してみます。  小林 紘二 (第1回:約85分、第2回:約85分)

『自律神経系の“身体活動調節視点”からみた慢性病の“発症因子”及びその回復の“阻害因子”』 我々の日々の臨床で対処している“筋骨格系領域の疼痛症候”の患者さんに、しばしば同時に発現している疾病として糖尿病、高血圧、不眠症、パーキンソン病などが多くあります。これらの種々の疾病に対し、その“発症因子”及び“回復の阻害因子”を自律神経系の“身体活動調節視点”から観察し、一般的な医学的対処法のその妥当性 について考察を加えてみました。小林 紘二 (第1回:約80分、第2回:約58分、第3回: 約75分、第4回:約100分)

『“痛みについての生理学的見解”と筋骨格系の“痛み発現組織”についての臨床的検討』 我々の日常生活において筋骨格系領域に出現する諸々の疼痛症候に対し、その発現組織が主として関節組織? あるいは筋組織? または関連痛として出現している内臓組織病変であるかを推測し探索して判断することは、有効な治療を行うためにも最も重要な要素であると考えられます。そのため不可欠な基礎知識として“臨床像としての痛み”に対し想定される“生理学的見解”をまとめてみました。  小林 紘二(第1回:約75分、第2回:約108分)

 

『千島学説』及び『“痛みについての生理学的見解”と筋骨格系の“痛み発現組織”についての臨床的検討』~医学博士 千島喜久男先生(1899~1978)の御著書「血液と健康の知恵」を読み終えて~ 我々、人間を始めとするすべての“生命体の成り立ち”の視点において、一見難解ではありますが、非常に興味深い学説ではないかと考えています。出来るだけわかりやすく解説致します。 小林 紘二(第1回:約60分、第2回:約55分、第3回:約82分、第4回:約87分、第5回:約44分)

『頭のふらつき,めまい,メニエール症候についての“生理解剖学視点”からの考察』
日常生活においてよくみられるこれらの臨床像は,医学的に主として内耳にある“卵形嚢,球形嚢,半規管”の平衡感覚器の機能異常(障害)によるものと解される.
しかし,正常な身体の平衡感覚の形成にはこれらの内耳の“平衡感覚器”からの情報だけでなく,その他“眼からの視覚情報”ならびに頚部筋からの“筋感覚情報”が必要とされる.
臨床の実際においても,これらの症候が出現している症例の身体的観察にみられる特徴として,特に後頚部筋群の過緊張と筋浮腫が著明である.即ち後頚部筋全体の“筋内環境が悪化”している状況を示す.
この後頚部筋の持続的な過緊張状態により筋下層を走行する頚部脈管系が常に圧迫され,結果として頭部顔面諸器官の血流代謝障害を招くと解される.この血流代謝障害が頭蓋内に存在する卵形嚢や球形嚢,半規管の平衡感覚器にも及ぶことが想定され,その結果,当器官の機能異常が出現するのではないか?と推測される.
又,後頚部筋の過緊張と筋浮腫という筋内環境の悪化状況は,筋内に分布する筋感覚器からの本来の正常な情報伝達が欠如するため,その情報不足が当症候の発現に関わっているのでは?と想定される.
小林 紘二(第1回:約45分、第2回:約45分)

『難聴症候についての解剖生理学視点からの考察』
聴覚器である“蝸牛”は身体の平衡感覚器である前庭器官と共に,頭蓋の側頭骨内にある極めて狭い“骨迷路”として埋め込まれた形態で存在している.
その骨迷路の内部には全く同様の形態の“膜迷路”が存在し,迷路内はリンパ液で満たされている.このリンパ液は常に新しく代謝された液質の状態に保たれるために迷路内に動静脈の栄養血管が分布している.従って何らかの要因によって骨迷路内の動静脈間の血流代謝障害が起きれば膜迷路内を満たすリンパ液の組成ならびに流通に何らかの異常(障害)?が及ぶことが想定される.
臨床において難聴症例によくみられる観察像の1つとして,何らかの精神的ストレスと共に頭蓋に至る後頚部筋群ならびに頭蓋筋である側頭筋などに過緊張状態がよくみられることから,これらの筋の過緊張環境においては頭蓋骨の側頭骨内に位置する“蝸牛内組織”の血流代謝にも何らかの悪影響が及ぶであろうことが想定される.その結果が当難聴症候を発現させている可能性もあるのではないか?と空想します.
小林 紘二(第1回:約85分)

・開講日
基本は火曜日(13時から17時)、水曜日(13時から17時)、木曜日(13時から15時)

メールにてご希望の内容及びご希望の日時を2~3つ挙げてください。(希望日の10日前までにご連絡ください)

下記の開講日以外でも可能ですので一度ご相談下さい

・会 場:小林鍼療院
(堺市北区中百舌鳥町6丁1023-1;地下鉄御堂筋線なかもず駅徒歩7分)

・受講費
各講義1回:3000円(会場にてお支払い下さい)

 

 

〒591-8023 堺市北区中百舌鳥町6丁1023-1
小林鍼療院内 AT-MPS,MT-MPS勉強会事務局
TEL/FAX:072-257-9149
メール:k_kobayashi_2010@yahoo.co.jp